中本用語の基礎知識

中本客同士で使用される用語です。
中本の営業で使用される符丁ではありません。

や~わ
アプリ【あぷり】 androidとiOSに対応する蒙古タンメン中本公式アプリ。食べた金額に応じてポイントが付与され中本グッズに交換できる。

生まれ【うまれ】 初めて中本を食べた店。「新宿生まれの町田育ち」は「新宿店で初めて食べて、町田店で味に目覚めた」という事。

遠征【えんせい】 ホームと異なる店舗に行くこと。または自宅から遠い店舗へ出向くこと。

おじさん【おじさん】 (=中本正)

オーナー【おーなー】 独立店の店長。「店主」はあくまで白根店主一人を指し、独立店はオーナーと呼ばれる。

鬼ラー油【おにらーゆ】 2007年に発売された「極冷し味噌」にオマケで付いてきた特製のラー油。作ったラー油を元にラー油を作る、という作業を繰り返す事により完成するとてつもなく辛いラー油。オマケと言う扱いでうっかりラーメンにかけると内臓が怪我をします。現在では浜口チーフの得意技。

樺太麻婆【からふとまーぼ】 主に樺太丼、特製樺太丼にて使用される辛めの麻婆豆腐。蒙古タンメンで使用される「蒙古麻婆」とは異なり注文を受けてから中華鍋で作られる。「樺太ラーメン」は樺太の名を冠しているが蒙古麻婆なので要注意。

グランドスラム【ぐらんどすらむ】 一日で中本全店を回る事。亀戸店ができた辺りから使用されなくなってきた。現在では物理的胃袋的に無理。

限定(メニュー)【げんてい(めにゅー)】 スタッフが考案し期間限定で発売されるメニュー。辛さに縛られることもなく自由な発想で考案された数々のラーメンからは人気がでて定番化される事もある。

高山病【こうざんびょう】 中本にハマったばかりの人が急にハイペースで中本を食べ過ぎて一時的に中本から離れてしまう事。中本という険しい山は各自のペースでゆっくり登らなければ頂上には辿りつけない。そしてその頂上にはまだ誰も到達していない。

ゴモミ【ごもみ】 五目味噌タンメン、の略

サーウー【さーうー】 アプリのクーポン券やサービス券で無料でもらえるウーロン茶の事。サービスウーロン茶、の略。

仕込調理【しこみちょうり】 スープを一度にたくさん作って湯煎などで保存しておく調理メニュー。味噌タンメン、蒙古タンメン(味噌タンメンスープ+蒙古麻婆)、北極ラーメン、冷し味噌ラーメンなどがこれに当る。既に出来上がっているスープを丼で合わせる調理方法なので、注文から盛り付けまでの間に味の変化は無い。(対義語:都度調理)

師範店長【しはんてんちょう】 店長の上となる役職で、中本の味の基本となり幹部として複数店を指導するエリアマネージャー的な存在。

縛り、シバり【しばり】 新店舗開店時や周年祭など、混雑が予想される日に混乱を避けて提供を早くする為に都度調理メニューの一部を販売中止にする事。

終日【しゅうじつ】 一般的には「一日中」という意味だが、中本のお知らせでは「毎日」という意味で使用される事が多い。

周年祭【しゅうねんさい】 店舗オープン後、毎年オープン月に開催されるお祭り。白根店主も来て中本アプリポイントが当たるくじ引き、スタッフによる謎のコスプレなど賑やか。お客さんもこの日は中本グッズを身に着けて集まる。

周年祭縛り【しゅうねんさいしばり】 各店の周年祭当日は混雑する為、販売するメニューが仕込みメニュー中心に制限され、以下の通りとなる。ファンが好む辛い都度調理メニューが無くなる為、食べたいメニューは前日までに食べておいて周年祭はその名の通りお祭り気分で臨むのが近年の楽しみ方である。

基本的な周年祭縛りメニュー(店舗により多少異なる)
・味噌タンメン
・蒙古タンメン
・五目蒙古タンメン
・北極ラーメン
・北極やさい
・冷し五目味噌タンメン
・冷し五目蒙古タンメン
・冷し味噌ラーメン
・蒙古丼
・塩タンメン
・冷し醤油タンメン
・セット系

城北高校【じょうほくこうこう】 中本本店がある上板橋の有名進学校。中本は元々城北高校の学生がメインのお客さんだった為「城北高校出身」というだけで勉強だけでなく「中本エリート」とされる。

常連【じょうれん】 自分の行ける範囲で可能な限り中本に通い続ける重要なお客さん。決して回数、年季、辛さが基準では無く中本を心から愛している人。

白根誠【しらねまこと】 創業者である先代中本正氏から味を引き継いで2000年に再オープンさせ大勢の中本マニアの命を救った二代目蒙古タンメン中本店主。株式会社誠フードサービス代表取締役。

スベリ【すべり】 「辛め」の事。草加店近藤店長が目黒店勤務時代に常連のお客さんへ「手元がスベってしまいました」と辛めを出していた事から。現在は辛さアップがあるので使用されなくなったが当時は「味噌卵麺スベリで」などと注文した。

スラ玉【すらたま】 スライスカットしたゆで玉子、の略。「玉スラ」とも言われる。中本のゆで玉子は原則的にスラ玉で出てくる。⇔まる

先代【せんだい】 (=中本正)

育ち【そだち】 中本にハマった、覚醒した店。「新宿生まれの町田育ち」は「新宿店で初めて食べて町田店で味に目覚めた」という事。

玉スラ【たますら】 =スラ玉

単品【たんぴん】 ご飯物でご飯が無い、具だけの状態。ご飯と麻婆だと「定食」だが、麻婆豆腐だけだと「麻婆単品」となる。弁当では蒙古丼弁当ご飯抜き(蒙古丼弁当の具のみ)は「蒙古丼単品弁当」となる。

直営店【ちょくえいてん】 誠フードサービスによる直営の店舗。独立店以外の店舗は全て直営店。

チャ付き【ちゃつき】 チャーシュー付き、の略。

都度調理【つどちょうり】 注文を受けてから作られるメニュー。五目味噌タンメン、味噌卵麺、冷し醤油タンメン、特製樺太丼、などがこれに当たる。線引きが難しいメニューもあるが、中本の道では「注文を受けてから作り始めるメニューで、調理担当者の作り方、匙加減によって味に変化を与えるメニュー」と定義。

定番メニュー【ていばんめにゅー】 常に販売されているメニュー。中本全体では多くの定番メニューが存在するが店舗により構成は異なる。また、「A店では定番メニューだがB店では限定メニュー」という事もある。

店主【てんしゅ】 (=白根誠)

独立店【どくりつてん】 (=のれんわけ)経験を積んで白根店主に認められた従業員が許される、自己資金による独立した店舗。誠フードサービスの社員ではなく、蒙古タンメン中本の看板を掲げ自分の店として営業をする。錦糸町店、秋津店、草加店、橋本店、川越店、立川店、柏店、市川店、高崎店、宇都宮店、熊谷店、秦野店、甲府店(※2023年6月現在)。

トラップ【とらっぷ】 独立店の定休日に間違えて行ってしまう事。基本的に直営店は定休日が無い為、直営ホームのお客さんが引っ掛かりやすい。中抜け休憩時に行ってしまう事も同じく「トラップ」と呼ばれる。お休みの店の前で呆然と立ち尽くしている人はトラップに引っ掛かったお客さんと思ってほぼ間違いない。

中痛【なかつう】 中本を食べた後にトイレで人体の出口がヒリヒリする事。

中抜け【中抜け】 営業時間が二部に分かれている店舗の休み時間。
例)11時~15時、17時~21時営業の15時~17時を「中抜け」と言う。

中本正【なかもとただし】 蒙古タンメン中本の創業者。親しみを込めてお客さんからは「おじさん」「先代」(スタッフは「おやじさん」と呼ぶこともある)とも呼ばれる。2014年3月6日、ご自宅で静かに永眠。

二個食い【にこぐい】 一度に2品を食べる事。3品の場合は「三個食い」。(≒連食)

暖簾分け【のれんわけ】 (=独立店)

非辛【ひから】 塩タンメン、冷し醤油タンメンなど辛くないメニュー全般を指す。

ヒヤミ【ひやみ】 冷し味噌ラーメンの略。本店で「冷味丼」が発売された2007年頃から使われるようになり、2010年「五目ヒヤミ」登場でまさかの公式カタカナ表記。その後は「冷し味噌」の略称として使用される事もある。

部長【ぶちょう】 師範店長の上に位置し、全店舗をまとめる中心的役職。店舗では林部長と倉井部長の2名のみ。結構偉いらしい。

別皿【べつざら】 トッピングを注文品の中に入れてくるのでは無く、別の容器に入れて出してもらう事。味付玉子やチャーシュー等を別で食べたい場合は「別皿で」と注文する。

変態【へんたい】 中本が好き過ぎて仕事や私生活と中本の区別がつかなくなってしまった人。何でも中本を中心に考える。自分で名乗るのでは無く他人から呼ばれる、マニアの上を行く最高位。
(用例)「あの人、中本が好きすぎて表札を中本にしたんだって。変態だよね。」

ホーム【ほーむ】 一番贔屓にしている店舗。初めて食べた店舗、たくさん行った店舗とは異なる。

ポールポジション【ぽーるぽじしょん】 開店時、先頭で並んでいる事。「PP」と表記されたり、「ポール」と略されることもある。

誠フードサービス【まことふーどさーびす】 蒙古タンメン中本を経営する法人。代表取締役は店主の白根誠氏。

マニア【まにあ】 中本にハマり過ぎて常に中本の事を考えてる少し変な人。何か食べるとなると中本のメニューしか思い浮かばない。常連の上を行く。

マネージャー【まねーじゃー】 本社所属社員の役職。店舗の店長と同じ地位で本社の業務を行いながらが店舗でも勤務し本社とのパイプ役となる重要な役割。

丸【まる】 スライスしていない、丸ごとのゆで玉子。「ゆで玉子は丸で」などと使う。「まるたま」と呼ばれる事もある。中本のゆで玉子は原則的にスライスされた状態(スラ玉)で出てくる。⇔スラ玉

め少【めすく】 麺少なめ、の略。め半よりやや多い。1玉の3/4程度。

め半、麺半【めはん、めんはん】 麺半分、の略。

麺抜き【めんぬき】 麺類メニューの麺を抜く事。麺無しなのでスープとスープに入っている具だけの状態。以前は禁止だったが糖質制限ダイエットの流行に伴い、リクエストが多い事から解禁。価格が割り引かれる事は無く明らかに損だが、全店で対応可能。「

蒙古麻婆【もうこまーぼ】 主に蒙古タンメン、定食などで使用される中本の基本となる麻婆豆腐。仕込調理なので湯煎で常に温められている。

盛り【もり】 麺やご飯の量、盛り付け。量は規定でしっかりと決まっているが毎日のように特大や二個食いをしていると自然と「盛り」が増える事がある。

モンブラン盛り【もんぶらんもり】 冷し麺を皿に乗せる際に捻りを加えた綺麗な盛り付け方。見た目がモンブランケーキに似ている事から。現在は禁止されている。

や大【やだい】 野菜大盛り、の略

ラ半【らはん】 ライス半分、の略。

連食【れんしょく】 中本を食べた後に別の中本へ行って食べる事。または食べ終わったその足で同じ店の行列にまた並ぶ事。食べ終わった時に知り合いのお客さんがいる時に発生する事が多い。