中本のカレー

品川店にて貝森君の力作、「ポパインド」が発売となります。「インド」でお解りの通りカレー風味のラーメンだそう。カレー系の味と聞くと開発者は中本感を取るか、カレーを取るかが悩みどころとなります。
中本では先代開発のインドを始めカレー味というのはしばしば登場しますが、中本らしく統一感はありません。今回は中本の歴史上に登場したカレー味を下記にまとめてみましたので、「限定でこれやって~」の参考にしてみてください。

インドラーメン
先代考案の中本最古のカレーです。先代の頃は2日ほどしか発売されなかったにも関わらずメニューはずっと掲示され(でも作ってくれない)「幻のメニュー」と言われました。新宿店開店直後に復活。今では新宿を代表する味になりました。
先代が考案した味が出されていた発売当初は辛さがかなり低くかったのですが、途中テコ入れされ現在は結構辛めに作られる様になりました。カレーというよりシチューに近いと感じます。発売時は醤油インドラーメンのみ、その後味噌インド、北極インド、インド丼など兄弟が増えました。

 

北極ヒーハー
北極ラーメンにカレーが既に加えられている状態です。カレーはインドより本格的なカレーに近く、「中本のスープカレー」と言ったらこの味をイメージするのではないでしょうか。

中本WIN
カレーと銘打ってはいませんがスパイスをたくさん使ったタイ風カレーに近い味。

濃厚カレーつけ麺
・現在でも発売されている人気メニュー。インドと共に「中本のカレー」の代表の味。和風だし、魚粉を使用していることもあり和食としてのカレーに近い味。クラッシュナッツで食感にも拘る細かな気配りが人気の秘訣。

辛冷麺
こちらも和食としてのカレー風味でとっつきやすい味。ご飯での発売も切望されていました。辛すぎないところもこだわりがあって良かったのですが世論に負けて・・・。

激辛冷麺
辛冷麺をもっと辛くとの声が多くなり必然的に生まれました。唐辛子だけでは無くスパイスで辛さを増した事もありスープカレーとしてはかなりのレベルの高さとなりましたが大切な個性が無くなった気がします。

麻醤丼(カレー風味)
「カレー風味」とあるように非常に落ち着いた辛さとカレーのバランスが良く食べやすい味。ご飯で食べることを前提とした餡の硬さで食感は特製樺太丼に似ています。

カレー麻婆
蒙古麻婆を殺す事無くカレーを感じさせる、餡状のカレーでは中本のイメージがかなり保たれている味。

漢麺
北極ベースの辛さにスパイス系のカレー味が加えられていて北極ヒーハーよりもスパイスによる辛さが強く感じられます。

カレー味付玉子
池袋店二周年で無料でトッピングされた北極玉子の原型ともなる味。北極か冷し味噌にカレーが混ぜられたスープがかかっています。カレーにこだわりは無さそうな味。