中国「蒙古湯面」カップ麺


①  「蒙古湯面」でなぜか「もうこタンメン」と日本語でも書かれています。日本版より一回り小さいです。


② 日本版と中国版の大きさ比較です。高さは日本版の12.0cmに対して中国版11.5cm。中国版「もうこタンメン」の「もうこ」が変わった文字だなあと思いましたが、並べて見ると日本版の「蒙古タンメン」の振り仮名の「もうこ」と同じ文字でした。


③  蓋の上には「香辣調味油」がついています。デザインがシンプルで、触ると油というより硬さを感じます。


④ 日本版と中国版の上面比較です。日本版11.0cmに対して中国版は10.1cm。「辛旨」では無く「鮮辣辛旨」。待ち時間は日本版が5分、中国版は4分です。


⑤  パッケージ裏側。成分が書かれています。内容はわかりませんが日本版より表記が細かいです。左下には渋谷店の写真。


⑥ ドキドキしながら開封すると・・・まさかの社長不在。スタッフの方も落ち着いて食べられます。そして箸文化なのに海外のカップ麺にありがちな折りたたみフォークと内蓋がついています。


⑦  中身比較です。粉の色が日本版(左)より薄いです。豆腐の数も少ないですが野菜はしっかりと入っています。具の種類は同じかと思います。


⑧ お湯を入れて内蓋の便利さに気づきました。邪念を振り払い、座して4分待ちます。


⑨  開封です。香りも良く、日本版と変わらず見た目も良い感じ。


⑩ まずは「香辣調味油」を入れずに味噌タンメンのまま、付属のフォークでいただきます。日本版ではこの段階でもある程度の辛さはありますが、こちらは少し辛さが抑えられています。この状態では少し薄めに感じます。


⑪ 「香辣調味油」投入です。日本版のような液体の油ではなく、粘度の高い豆板醤のような状態です。そのまま食べてみるとヒリヒリとする辛さですが風味が感じられます。推測ですが、この豆板醤状の物を入れるので元のスープがやや薄目にできているのかもしれません。


⑫ 辛味オイルも入れた完成品比較です。混ぜてしまうと見た目は全く同じですが中国版は麺が少し細いです。


⑬ 麺の比較です。左が日本版、右が中国版。分かりづらいですが中国版は平打麺のように平べったいです。食感も日本版の方が歯応えが強く中国版はスルスルと食べられる感じ。この辺はお国柄に合わせた作り込みなのでしょう。


⑭ 規定通りに作り、出来上がりの重量は397g。日本版は約500gなので「日本版の麺少なめ」ですかね。

2019年1月14日より中国のセブンイレブンにて発売開始。中本初の海外商品。

づけとごの個人的感想
本家日本版に比べるとやや辛さが低くマイルドな印象ですが、少なめの量も私にはちょうど良く、平たい麺は箸の運びも良く食べやすいです。日本版についている油はあまり美味しさを感じないので入れないのですが、中国版に付いている豆板醤のような香辣調味油は味も辛さもしっかりとアップする良い仕上がりでした。日本版もこちらにして欲しいです。